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「観光地で仕事」いかが? パソナ、淡路島でワーケーション事業 最大100人分貸し出し

2021.01.29
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パソナグループがワーケーション事業の拠点として改修を進める建物=淡路市岩屋

パソナグループがワーケーション事業の拠点として改修を進める建物=淡路市岩屋

神戸新聞NEXT

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 東京から淡路島への本社機能移転を進める総合人材サービスのパソナグループが、兵庫県淡路市岩屋にワーケーション事業の拠点施設を開設することが28日、分かった。3階建て施設の1階部分を使い、外部企業がテレワークなどを行うスペースとして貸し出す。新型コロナウイルス禍で注目されるワーケーションの大規模拠点で、4月1日の運用開始を目指す。

 ワーケーションは、休暇先などで余暇を楽しみながら働く過ごし方。観光地に宿泊し、パソコンを使ってテレワークをするなど、新たな働き方として各地の自治体や企業が注目する。

 2024年5月末までに、東京から淡路島へ管理部門社員約1200人が移る計画を進める同グループは、島のワーケーションの可能性に注目。大阪や神戸から近い立地や、自然豊かな環境から、需要は高いと判断した。

 拠点施設は「パソナ ワーケーション ハブ」で、神戸方面から明石海峡大橋を渡り、神戸淡路鳴門自動車道の淡路インターチェンジを降りてすぐの場所。空き店舗となっていた建物(延べ床面積約1630平方メートル)を借り、改修を進めている。1階にはカフェを併設。2、3階は同グループ社員らのオフィスとして使う。料金体系などは検討中だが、Wi-Fi(ワイファイ)環境を整備し、1階には最大約100人を収容できる見込み。

 同グループの南部靖之代表(69)は「大阪を中心に、ワーケーションなどに関する視察が100社以上からあった。ビジネスになる」と期待を込めた。今後、島内に拠点を増やし、宿泊場所や農業体験と併せて提供していくという。

(上田勇紀)