経済
山陽特殊製鋼社長に宮本氏 日鉄副社長、北欧子会社と3社連携
山陽特殊製鋼(兵庫県姫路市)は19日、樋口眞哉社長(67)が代表権のない取締役相談役となり、親会社の日本製鉄から宮本勝弘副社長(64)を社長に迎えるトップ人事を発表した。日鉄、北欧子会社との3社連携を推進する狙い。6月下旬に開く株主総会後の取締役会で正式決定する。
樋口氏は2016年に就任。新日鉄住金(現日鉄)からの増資を原資に、特殊鋼メーカーのオバコ(スウェーデン)を完全子会社化してグローバル事業体制を築いた。自動車の小型・軽量化需要に対応する鋼材を作るため、圧延工場の生産設備を大規模更新した。
この記事は会員限定です。新聞購読者は会員登録だけで続きをお読みいただけます。