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兵庫工業会と武庫川女子大 就業促進などで包括連携協定

2021.02.22
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協定書を手に肘タッチをする兵庫工業会の宮脇新也会長(右)と武庫川女子大の瀬口和義学長=西宮市池開町、武庫川女子大

協定書を手に肘タッチをする兵庫工業会の宮脇新也会長(右)と武庫川女子大の瀬口和義学長=西宮市池開町、武庫川女子大

協定書を手に肘タッチをする兵庫工業会の宮脇新也会長(右)と武庫川女子大の瀬口和義学長=西宮市池開町、武庫川女子大

協定書を手に肘タッチをする兵庫工業会の宮脇新也会長(右)と武庫川女子大の瀬口和義学長=西宮市池開町、武庫川女子大

包括連携協定調印式でプレゼンする武庫川女子大経営学部の山下紗矢佳講師=西宮市池開町、武庫川女子大

包括連携協定調印式でプレゼンする武庫川女子大経営学部の山下紗矢佳講師=西宮市池開町、武庫川女子大

 兵庫工業会(神戸市中央区)と武庫川女子大(兵庫県西宮市)が22日、包括連携協定を結んだ。学生のインターンシップ受け入れや就業促進、授業への経営者派遣などで協力し、県内製造業の活性化を目指す。

 メーカーなど約400社が加盟する工業会の宮脇新也会長は、同大での調印式で「女性がものづくり企業で就業、活躍するハードルは高い。協定で県内製造業の振興や若者の可能性を広げられれば」と語った。

 10学部で約1万人が学ぶ同大の瀬口和義学長は「教職員、学生が企業と交流し、成果が生まれることを期待したい。企業との研究や学生の社会体験も幅広く可能になる」と応じた。

 両者は、ものづくり分野で女性の就業を促すための調査研究に取り組んでいる。同大の担当者である山下紗矢佳・経営学部講師は「女性が多く活躍していることは『働きやすさ』の象徴。女性に目を向けたダイバーシティー(多様性)経営を進めることで自社の競争力強化につながる」と述べた。(大島光貴)