経済
バレンタインに魔法の隠し味を サンショウ入りチョコ提案
バレンタインデーに、播磨のサンショウを使った手作りチョコレートはいかが-。
ノリつくだ煮「アラ!」で知られるブンセン(兵庫県たつの市)グループが、地元農園で栽培したサンショウ「ぴりはりま」を隠し味にしたスイーツ作りを提案している。
サンショウは、しびれるような辛みと爽やかな香りを持つ香辛料。ブンセン子会社の山椒ファクトリー(同)が、サンショウの若実を「ぴりはりま」ブランドで調理、販売している。
バレンタインに合わせ、塩味が強く、素材の味を引き立てる商品「魔法のつぶ山椒」を使ったスイーツレシピを考案。濃厚な味わいのバスク風チョコレートチーズケーキや粉糖をまぶしたクッキー「山椒スノーボール」など、サンショウの香りや塩味がアクセントになっている。
同社担当者は「チョコに加えると塩チョコ風で大人の味わい。しびれを利かせたスイーツでバレンタインに思いを伝えてみては」と話す。
「魔法のつぶ山椒」は38グラム入り756円。山陽百貨店(姫路市南町)内の専門店に加え、山椒ファクトリーのホームページを通じて販売し、購入者にレシピをプレゼントする。(段 貴則)