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神戸製鋼、産業用小型ボイラー大手と資本提携 汎用圧縮機事業を強化

2021.03.05
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神戸製鋼本社=神戸市中央区脇浜海岸通2

神戸製鋼本社=神戸市中央区脇浜海岸通2

 神戸製鋼所(神戸市中央区)は5日、播磨工場(兵庫県播磨町)と中国、米国で手掛ける汎用圧縮機の製造事業を、販売子会社コベルコ・コンプレッサ(東京)に移管すると発表した。移管後に神鋼が全額出資するコンプレッサ社株式の49%を、産業用小型ボイラー大手の三浦工業(松山市)が取得し、神鋼と三浦工業は資本業務提携する。

 汎用圧縮機は工場や空圧工具に使われる中小型の空気圧縮機(コンプレッサー)で、神鋼の同事業売上高は約300億円。連結売上高の1・6%を占める。

 コンプレッサーとボイラーは、いずれも工場の製造ラインに必要な圧縮空気と蒸気を作る装置。両社は2008年から蒸気を動力源とする圧縮機を共同開発するなど、協力関係にあった。資本提携で省エネルギー商品の開発を強化し、保守サービスを効率化する。

 製造部門の移管で、保守サービス部門を含むコベルコ・コンプレッサの社員数は国内650人、海外600人となる見込み。今年7月に移管を終え、10月に三浦工業が株式を取得する。(高見雄樹)