ひょうご経済プラスTOP 経済 トーホー、上場以来初の最終赤字 コロナ禍で食品卸不振 21年1月期連結決算

経済

トーホー、上場以来初の最終赤字 コロナ禍で食品卸不振 21年1月期連結決算

2021.03.11
  • 印刷
(注)表の数字の単位は百万円。▲は赤字計上か、割合減少。前期の配当は実績

(注)表の数字の単位は百万円。▲は赤字計上か、割合減少。前期の配当は実績

 業務用食品卸のトーホー(神戸市東灘区)が11日発表した2021年1月期連結決算は、純損益が35億9100万円の赤字(前期は4億7400万円の黒字)に転落した。新型コロナウイルス禍による食品卸事業の不振が響き、1983年の上場以来初の最終赤字となった。

 コロナ禍の外出自粛や営業時間短縮で外食市場が縮小。飲食店やホテル、テーマパーク向けの業務用食品卸が低迷し、売上高は前期に比べて406億円減少したほか、営業損益は41億8500万円の赤字(前期は12億4千万円の黒字)に転落した。食品スーパーなどで利益率が改善し、経費圧縮も進めたが、減収幅をカバーできなかった。

 22年1月期は黒字転換を予想。コロナ禍は下半期に感染拡大が落ち着き、業績が回復するとみている。年間配当は未定とした。(横田良平)