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4月開業の神戸三宮阪急ビル 最上階にレストランとバー、地下階には飲食物販店舗

2021.03.19
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出店概要が発表された神戸三宮阪急ビル=神戸市中央区(撮影・後藤亮平)

出店概要が発表された神戸三宮阪急ビル=神戸市中央区(撮影・後藤亮平)

「神戸望海山」が提供する料理のイメージ(同店提供)

「神戸望海山」が提供する料理のイメージ(同店提供)

「DEN SANNOMIYA」が提供する料理のイメージ(同店提供)

「DEN SANNOMIYA」が提供する料理のイメージ(同店提供)

リニューアルする阪急神戸三宮駅北側周辺。ビルと一体となったにぎわいの創出が期待される(神戸市提供)

リニューアルする阪急神戸三宮駅北側周辺。ビルと一体となったにぎわいの創出が期待される(神戸市提供)

サンキタ通りと一体化する阪急神戸三宮駅北側周辺。開放感を演出する(神戸市提供)

サンキタ通りと一体化する阪急神戸三宮駅北側周辺。開放感を演出する(神戸市提供)

 4月26日に開業する阪急神戸三宮駅直結の駅ビル「神戸三宮阪急ビル」(神戸市中央区)に入る店舗が、19日までに決まった。最上階の29階展望フロアに、カフェレストラン「神戸望海山」と、ウイスキーボトルバー「DEN SANNOMIYA(デン サンノミヤ)」が進出し、神戸都心の新たなランドマークからにぎわいを創出する。

 「望海山」は、肉料理を得意とする東京・銀座の仏料理店「マルディ・グラ」の和知徹シェフ(兵庫県の淡路島出身)が監修するカジュアルレストラン。約100席を設け、神戸の海と山を一望しながら料理やお酒を楽しめる。

 「DEN-」はウイスキーのボトルキープが可能。常駐の「ウイスキーコンシェルジュ」が、よりおいしい味わい方を提案する。

 同ビルは阪神・淡路大震災で損壊、解体した旧ビルの後継施設として阪急電鉄が建設している。高さ約120メートル、地上29階、地下3階建てで、延べ床面積約3万4300平方メートル。低層部東側の外壁にアーチ状の窓を設けるなど、旧ビルのデザインを受け継ぐ。

 17~28階は西日本初進出のホテル「レムプラス神戸三宮」、4~15階は知的交流拠点「アンカー神戸」を含むオフィスが入る。3階~地下2階は食品スーパー「阪急オアシス」や飲食・物販などの店舗が入る商業施設「EKIZO(エキゾ)神戸三宮」となる。

 神戸市が同駅北側で進める「サンキタ通り」「さんきたアモーレ広場」の再整備と連携し、通りや広場に近い地上階に「エキゾ-」の飲食テラス席を設けるなど、周辺の活性化につなげる。(横田良平)