経済
パソナ・南部氏が講演「淡路島に人呼び込む」 神戸新聞LEADERS倶楽部
兵庫県内の企業・団体のトップが参加する「神戸新聞LEADERS倶楽部(リーダーズ・クラブ)」の交流会が16日、神戸市内であり、人材派遣大手パソナグループの南部靖之代表が「淡路島での新しい生き方・働き方-淡路島ライフ&ワーク」と題して講演した。
同社は昨年9月、管理部門の社員約1200人が2024年5月末までに淡路島に移る計画を発表。東京から本社機能の一部移転を進めている。
南部氏は移転目的を、事業継続計画(BCP)▽真に豊かな働き方・生き方▽夢のある新産業の創造-と説明。多忙な東京勤務との違いに触れ「社内で多くのアイデアが生まれている」と指摘した。
その上で「いかにして淡路島に日本中、世界中からどれだけ人を呼べるかに全精力を注ぐ」と強調。25年の大阪・関西万博に合わせた事業にも意欲を示し、「淡路島で音楽やスポーツなどで何ができるか構想を練っている」と語った。(森 信弘)



















