経済
共有オフィス4月開業 シェアハウス併設で通勤時間節約 神戸・新長田
神戸市長田区の新長田本町筋商店街に4月末、シェアハウス併設のコワーキングスペース(共有オフィス)が開業する。元助産院の建物を全面改装して活用する予定で、運営事業者は「多くの命が誕生した場所で、新たなビジネスやつながりが生まれれば」と期待する。(三島大一郎)
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新施設は「Sobani Omusubi(ソバニオムスビ)」。「利用者の『そば』に寄り添い、人々が『結ばれる』場にしたい」との思いを込めたという。同市内でシェアハウスを運営する「マチアケ」(同市長田区)が手掛ける。スタートアップ(新興企業)などの支援拠点の新設を促す同市などの補助制度に採択された。
6階建てで、延べ床面積は計約500平方メートル。1~3階に約30席のコワーキングスペースと個室3室などを設けるほか、子育て中の人ら向けにキッズスペースも用意。シェアハウス(居室11室)は3~5階に設ける。6階部分は倉庫として利用する。
マチアケ代表の玉井美里さん(32)は「職場直結のシェアハウスに入居すれば、多忙な起業家や子育てワーカーも働きやすい。新たな出会いや発見の場となり、新長田の活性化につなげたい」と意気込む。
コワーキングスペースの利用料金は一般1時間400円、1日800円(午前9時~午後5時)。定期利用(午前6時~午後11時)もできる。シェアハウスの入居者は無料。マチアケTEL050・3743・8206
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