ひょうご経済プラスTOP 経済 兵庫の工場立地、全国6位と横ばい コロナ禍で伸び悩む

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兵庫の工場立地、全国6位と横ばい コロナ禍で伸び悩む

2021.04.16
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 経済産業省と兵庫県が発表した2020年の工場立地動向調査によると、県内の立地は37件で前年比22・9%減った。前年割れは3年連続で、都道府県別では前年と同じ6位にとどまった。立地面積も46・8ヘクタールと同11・2%減少した。県の担当者は「新型コロナウイルス禍の影響で、企業が設備投資に慎重になった」とみる。(森 信弘)

 県内で工場を新増設する千平方メートル以上の用地取得(借地を含む)を調べた。内訳は新設26件、増設11件。中小企業は32件だった。

 業種別でみると、食料品とプラスチック製品がいずれも6件で最も多かった。地域別では、比較的交通の便が良い北播磨が11件と最多で、神戸市内の8件、中播磨と但馬の4件が続いた。産業団地への立地は12件あった。ポートアイランド2期(神戸市中央区)が3件、神戸テクノ・ロジスティックパークの2件(同市西区)と神戸市内が目立った。

 コロナ禍の収束が見通せない中、県産業立地室の担当者は今後の動向について「サプライチェーン(供給網)の強化や再構築に向けた立地のニーズがあり、20年度に拡充した支援制度で工場を呼び込みたい」と話している。

 全国は826件(前年比19・3%減)、1148ヘクタール(11・1%減)と、いずれも前年を下回った。