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コムギの品質低下招く病気多発 兵庫南部に注意報

2021.04.28
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コムギの最上部の葉に発生した「コムギうどんこ病」の白い斑点(兵庫県病害虫防除所提供)

コムギの最上部の葉に発生した「コムギうどんこ病」の白い斑点(兵庫県病害虫防除所提供)

 兵庫県病害虫防除所(同県加西市)は28日、コムギの減収や品質低下を招く「コムギうどんこ病」が多発しているとして、丹波地域を含む県南部に発生予察注意報を出した。県内の発生確認は、1995年以来26年ぶり。見回り強化と発生時の防除を呼び掛けている。

 22、23の両日、播磨地域の30カ所を調べて4割で発病を確認した。調査した全ての株が発症していた地点もあったという。

 カビの一種で、葉や茎、穂に白い斑点が出る。根元に近い葉から上に向かって順に発症し、重症化すると約3割の減収をもたらすとされる。

 同所は、防除時は薬剤を株の根元まで散布し、収穫後は葉や株を農地から取り除くよう求めている。(山路 進)