経済
使用済みの紙おむつ、回収実施へ P&Gジャパン
家庭用品大手のP&Gジャパン(神戸市中央区)は6日、使用済み紙おむつの回収を4月中旬から9月末まで実施すると発表した。神戸市内の小売店と保育施設に専用ボックスを置き、量や頻度を分析して今後の再生利用に向けた知見を深める。
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他社製品も含む全ての使用済みの紙おむつと、おしりふきシートが対象。大人用紙おむつも回収する。
同市内の計8カ所に回収ボックスを配置する。利用者は専用アプリでボックスの投入口を開き、使用済みの製品をビニール袋ごと捨てることができる。ボックスを利用すると、P&Gの乳幼児用おむつ「パンパース」のポイントが付与される。
同社はアプリを通じて、1人当たりの頻度や1回当たりの回収量などを分析する。当面はごみ処理するが、将来的には素材別に再生利用する計画だ。
P&Gは2018年にイタリアで紙おむつの再生利用を開始。回収後にプラスチック、セルロースなどを取り出し、洗剤のボトルキャップやバイオ燃料などに再利用している。(塩津あかね)
回収ボックスを設ける神戸市内の小売店、保育施設は次の通り。
〈小売店〉イオンジェームス山店(垂水区)▽同神戸北店(北区)▽トイザらス・ベビーザらス神戸ハーバーランド店(中央区)
〈保育施設〉夢の森、花の森(いずれも垂水区)▽あさひ保育園、おっこう山(いずれも西区)▽山のまち(北区)
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