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神鋼火力発電「火入れ」実施 3号機、1カ月遅れで

2021.05.08
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神戸製鋼所神戸本社=神戸市中央区脇浜海岸通(撮影・斎藤雅志)

神戸製鋼所神戸本社=神戸市中央区脇浜海岸通(撮影・斎藤雅志)

 神戸製鋼所が神戸市灘区の石炭火力発電所で増設中の3号機で、試運転に向けてボイラーに点火する「火入れ」が行われたことが分かった。当初4月中旬に予定していたが、準備に時間がかかるとして、延期していた。

 同社によると、火入れは5月5日に行われた。今後、配管内の酸化鉄の除去や安全弁の試験などを経て、試運転に入る。試運転は年内に終え、2022年1月か2月の営業運転開始を目指す。このほか、22年度には4号機の営業運転開始も予定している。

 増設を巡っては、同社の環境影響評価(環境アセスメント)を認めた国の確定通知を取り消すよう住民らが行政訴訟で求め、大阪高裁に控訴している。神鋼などに建設や稼働の差し止めを求める訴訟も神戸地裁に起こしている。(森 信弘、石沢菜々子)