ひょうご経済プラスTOP 経済 大阪チタニウム、2年ぶり最終赤字 21年3月期決算 役員報酬の減額拡大 

経済

大阪チタニウム、2年ぶり最終赤字 21年3月期決算 役員報酬の減額拡大 

2021.05.12
  • 印刷
神戸新聞NEXT

神戸新聞NEXT

 大阪チタニウムテクノロジーズ(尼崎市)が12日発表した2021年3月期決算(単体)は、純損益が前期の黒字7億3600万円から赤字50億8300万円に転落した。最終赤字は2年ぶり。22年3月期も赤字決算を見込む。

 同社は20年度から執行役員全員の役員報酬を減額しているが、4月から当面の間、15~25%程度に拡大するという。

 21年3月期は、主力のチタン事業の売上高が6割減少。新型コロナウイルスの感染拡大を受け、航空機やプラント向けなど国内外ともに低迷した。(森 信弘)