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ビオフェルミンの上場廃止 大正製薬HDが完全子会社化

2021.05.14
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 市販薬最大手の大正製薬ホールディングス(東京)は14日、連結子会社のビオフェルミン製薬(神戸市中央区)を完全子会社化すると発表した。7月30日付。1株に対し大正の0・5株を割り当てる株式交換方式で、ビオフェルミンは同月28日に上場廃止(最終売買は27日)となる。

 大正は2008年、株式公開買い付けでビオフェルミン株の56・93%を取得した。13年には出資比率を63・8%に引き上げ、17年から市販薬、21年からは医療用医薬品を含めた全製品の販売を担う。

 競争が激化しており、完全子会社化で顧客情報の共有や研究開発、海外展開などを加速させる。

 ビオフェルミンは1917(大正6)年創業。整腸薬「新ビオフェルミンS」が強いブランド力を持つ。旧神戸証券取引所が再開した49年に上場した老舗で、55年には旧大阪証券取引所でも株式を公開している。(高見雄樹)