経済
兵庫の金融経済「持ち直し緩慢」2カ月連続で判断据え置き 日銀神戸
日銀神戸支店(神戸市中央区)が7日発表した兵庫県内の金融経済概況は「新型コロナウイルス感染症の影響から引き続き厳しい状態にあり、持ち直しの動きは緩慢となっている」と、基調判断を2カ月連続で据え置いた。中国向けを中心に回復が続く輸出は、2カ月ぶりに判断を引き上げ「増加している」とした。
個人消費は「持ち直しの動きが一服」とした。3回目の緊急事態宣言を受け、4月の百貨店販売額は2年前の同月比で29・4%減少した。在宅時間の長期化で好調だった家電販売も「増勢が一服」した一方、2年前の同月比10・2%増のスーパー販売額は「高水準で推移」とした。
好調な海外需要を背景に、県内の生産は回復を続ける。業種別は医薬品や化粧品、自動車用塗料が伸びた化学や、自動車関連の鉄鋼などが堅調だった。
ただ、足元では世界的な半導体不足で自動車メーカーが減産に踏み切っており、同支店は「部品メーカーなど関連産業への影響が気掛かりだ」としている。(高見雄樹)



















