ひょうご経済プラスTOP 経済 「業務スーパー」神戸物産 過去最高益 21年4月中間決算

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「業務スーパー」神戸物産 過去最高益 21年4月中間決算

2021.06.11
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(注)表の数字の単位は百万円。▲は赤字計上か、割合減少。前期の配当は実績

(注)表の数字の単位は百万円。▲は赤字計上か、割合減少。前期の配当は実績

 「業務スーパー」をフランチャイズ展開する神戸物産(兵庫県加古川市)が11日発表した2021年4月中間連結決算は、新型コロナウイルス禍の「巣ごもり消費」が引き続き好調で、売上高、利益とも過去最高を更新した。中間ベースの最高業績は3年連続。冷凍食品やデザートなどのプライベートブランド(PB)商品が伸びた。

 外食事業の一部を連結対象から外したため売上高は微増にとどまったが、同事業の経費減少や物流効率化などで利益は前年同期を大幅に上回った。

 業務スーパー事業の売上高は、前年同期比10・2%増の1735億9600万円だった。外出自粛や在宅勤務の流れが続き、内食需要が伸びた。業務スーパーに対する出荷実績は全国ベースで前年比9・1%増とした。4月はコロナ感染拡大で急増した前年の反動減が見られたが、全体としては高水準で推移した。冷凍野菜やデザート類のほか、マスクなどの衛生関連商品も堅調だった。

 デザートなどPB商品のメディア露出が多く、認知度向上や顧客獲得につながった。新規出店は、九州や関東を中心に前年から60店増え、4月末時点で922店舗になった。宮城県と岡山県に食品工場を稼働し、国内グループ工場は25カ所に拡大した。

 業務スーパーの出店ペースが想定を上回りそうで、通期予想を上方修正した。年間でも最高業績を更新するとみている。20年11月に株式分割しており、実質的に増配を見込む。(横田良平)