ひょうご経済プラスTOP 経済 阪急や阪神の駅構内のコンビニ、ローソンに順次転換

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阪急や阪神の駅構内のコンビニ、ローソンに順次転換

2021.06.25
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エイチ・ツー・オーリテイリングの荒木直也社長(左)とローソンの竹増貞信社長=24日午後、大阪市

エイチ・ツー・オーリテイリングの荒木直也社長(左)とローソンの竹増貞信社長=24日午後、大阪市

 流通大手のエイチ・ツー・オー(H2O)リテイリングは24日、コンビニエンスストア大手のローソンと包括業務提携を結んだと発表した。H2Oが阪急電鉄や阪神電鉄の駅構内などで運営するコンビニ「アズナス」のローソン店舗への転換が軸となる。物流分野や商品開発でも協力関係を築く。

 H2Oは関西を中心に阪急百貨店やスーパーの阪急オアシスなどを展開する。新型コロナウイルス流行に伴う乗客減少で厳しい駅コンビニ運営をローソンに任せて事業の選択と集中を進める。H2Oの荒木直也社長は大阪市内で開いた記者会見で「ローソンは先進性と独自性があり、パートナーとして最適と判断した」と述べた。

 約100店舗あるアズナスは来年初めには全てローソンの店舗に置き換わる計画だ。会見に同席したローソンの竹増貞信社長は「通勤客など駅利用者による『ついでの買い物』が期待できる」と駅コンビニの立て直しに意欲を示した。

 提携ではスイーツなどで共同の商品開発を進めるほか、阪急百貨店の通販サイトで買った商品を全国のローソンの店舗で受け取れる仕組みを導入していく。両社が持つ顧客データの相互利用も検討している。