経済
ウナギエキス一切使わず「ほぼうなぎ」 カネテツの人気シリーズ、初の「ウナギフリー」実現
土用の丑の日(28日)を前に、カネテツデリカフーズ(神戸市東灘区)は、ウナギのかば焼きを再現した練り製品「ほぼうなぎ」を数量限定で発売した。2018年の発売以来の人気商品で、今年はウナギエキスを一切使わない「ウナギフリー」を実現した。
ほぼうなぎは、絶滅が危惧されるウナギの資源確保に貢献しようと、3年前に開発した。今回は材料にハモのすり身を使うことで、焼いたときの香ばしさを再現。すり身とたれの配合や製法を一から見直し、従来使っていたウナギエキスを使わずに、より本物の味や食感に近づけられたという。担当者は「ウナギの資源確保とともに、日本の伝統的な食文化も守っていけたら」とする。
1セット3パック入りで2980円(送料、税込み)。1パック(140グラム)で、1人前の「ほぼうな重」ができる。自社の通販サイトで取り扱い、予定数量(非公表)が完売し次第終了する。12日以降に順次発送する。(赤松沙和)




















