経済
淡路島で新産業創出に意欲 パソナ南部代表が講演
東京から淡路島へ本社機能の一部移転を進める人材派遣大手パソナグループの南部靖之代表が13日、大阪市内で講演した。淡路島の事業について、人工知能(AI)など新産業の創出やベンチャー企業の集積に意欲を示した。
関西プレスクラブの定例会合で述べた。パソナグループは、管理部門の社員約1200人を2024年5月末までに淡路島に移す計画を進めている。
南部氏は、移転の目的として、災害などに備える事業継続計画(BCP)の実行▽豊かな働き方・生き方の実現▽夢のある新産業の創造-を掲げた。
新産業を巡っては、全国の企業などから提案を受けているといい、医師が医療設備を整えた自動車で往診する移動式診療所、AIの研究所、ドローンのビジネスを挙げた。
25ぐらいの数のアイデアがあるとした上で「新しいビジネスを楽しみにしておいて」と呼び掛けた。
ベンチャー企業を誘致して雇用を生み、投資などで支援する構想も明かした。新型コロナウイルス禍の状況をみて、国内外から募集するという。
南部氏は、関西で起業した思い出を振り返り「関西で育ててもらった私が、淡路島で人生をかけて活動する。住民に喜んでもらえるような取り組みを進める」と強調した。(森 信弘)



















