経済
エネルギーと環境学ぶバスツアー 8月、温泉熱利用や但馬牛放牧を見学
自然豊かな但馬地域の自然エネルギーや環境の取り組みについて学ぶ日帰りバスツアーが8月4日に催される。「地エネと環境の地域デザイン協議会」(事務局・神戸新聞社)と、兵庫県立但馬牧場公園(新温泉町)の主催。
但馬牧場公園では、牛の健康増進、生物多様性の保全、農家の労働軽減など多くのメリットから評価が高まる草原放牧を見学。但馬牛博物館では日本農業遺産に認定された但馬牛と人と自然との歴史について映像などで学ぶ。
温泉の熱利用が盛んな湯村温泉(同町)では、生キャラメルづくりを体験し、災害時など非常時に稼働する温泉バイナリー発電について話を聞く。
ヒノキやクロモジなどを使った天然アロマ製品から薪(まき)、発電・製紙用チップまで豊富な森林資源の有効利用を進める正垣木材(養父市)も訪ねる。
旅行代金は8980円で、但馬牛を使った昼食付き。神戸、姫路を経由して、現地に向かう。神戸新聞旅行社TEL078・362・7174