経済
チャペルがレストランに“変身” 姫路城バックに「キャンプ飯」いかが
世界文化遺産・国宝姫路城を正面から一望できるレストラン「ソラニワ」(兵庫県姫路市)が、新型コロナウイルス禍で需要が減った結婚式場を活用し、少人数で「キャンプ飯」を楽しめる期間限定の店舗をオープンしている。8月末まで。
ソラニワを運営するのは、神戸を中心にレストランや結婚式場を運営するゼロフォーム(神戸市中央区)。三宮周辺で5店舗を展開していたが、コロナ禍で2店舗を閉店。年間約70組の挙式、披露宴も行っていたソラニワでは、延期や中止で昨年の実施は1割ほどに減少したという。
そこで、半屋外で換気の良いチャペルの空間を生かし、少人数で食事を楽しめるようにと企画した。「グランピング」をイメージした店内の席数は、最大でも24人(6組)分にとどめてゆったりと座れるようにした。
料理はキャンプ場で調理するようなメニューを中心に、4950~6600円の3コースを用意。パンケーキやパエリアなどの調理体験メニューがある(いずれもソフトドリンク飲み放題付き、12歳以下半額)。ハンバーガーセットなどのキッズメニューもある。
同社の河崎正建社長(52)は「最良の時間を過ごしてほしいとの思いで長年やってきた。最高のロケーションで、家族や友人とゆったりしてほしい」と話す。
月曜定休。昼は午前11時半~午後2時、夜は午後5~7時半。前日までに予約が必要。ソラニワTEL079・281・0070
(赤松沙和)
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