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H2Oが関西スーパーを子会社化 名称は変わらず 両社が正式発表

2021.08.31
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拳を付き合わせて記念撮影に臨む(左から)エイチ・ツー・オー・リテイリング株式会社の荒木直也代表取締役社長、関西スーパーマーケットの福谷耕治代表取締役社長=31日午後、大阪市北区(撮影・秋山亮太)

拳を付き合わせて記念撮影に臨む(左から)エイチ・ツー・オー・リテイリング株式会社の荒木直也代表取締役社長、関西スーパーマーケットの福谷耕治代表取締役社長=31日午後、大阪市北区(撮影・秋山亮太)

 阪急阪神百貨店などを傘下に持つエイチ・ツー・オー(H2O)リテイリングは31日、東京証券取引所市場第1部に上場する食品スーパーの関西スーパーマーケット(伊丹市)を、今年12月に子会社化すると正式に発表した。同社とH2O子会社のイズミヤ(大阪市)、阪急オアシス(同)の3社を来年2月、中間持ち株会社の下に統合する。各社の屋号は変えず、地域性やブランドを高めていく。

 同日午後、大阪市内でH2Oの荒木直也社長、関西スーパーの福谷耕治社長らが会見した。

 H2Oは新型コロナウイルス禍で主力の百貨店が苦戦する中、「巣ごもり需要」などで業績が好調なスーパー事業を強化する。兵庫、大阪、奈良に店舗を展開する関西スーパーは、規模拡大による業務の効率化が期待できる。統合後の店舗数は243、売上高は4千億円規模となり、関西圏ではトップ級のスーパーとなる。

 来年2月には関西スーパーの事業を新設する事業子会社に移し、関西スーパーは「中間持ち株会社」となる。同社は上場を維持する。

 関西スーパーの福谷社長は「食のトレンドは安さと商品価値の面で今後二極化する。4~5年ごとに店の環境を変えるなどして対応するが、H2Oのブランド力やスケールメリットが活用できると考えた」と、統合に踏み切った理由を説明した。H2Oの荒木社長は「関西最強の地域密着型食品スーパー連合を目指したい」と話した。