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神戸ノートのデザイン記念 ファミリア限定アイテムが即完売

2021.09.29
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ファミリアが発売した「神戸ノート」と同じデザインのバッグ、文具(同社提供)

ファミリアが発売した「神戸ノート」と同じデザインのバッグ、文具(同社提供)

ファミリアが表紙をデザインした10月発売の神戸ノート(同社提供)

ファミリアが表紙をデザインした10月発売の神戸ノート(同社提供)

 子ども服のファミリア(神戸市中央区)は、神戸市民になじみ深い学習帳「神戸ノート」で、10月から販売される英語用の表紙デザインをあしらったバッグ、文具をこのほど発売し、即日で完売した。ノートをかつて愛用した女性らが購入したとみられる。同社は「継続して販売するため、一時的に欠品しても再入荷する」としており、次回販売は同月中旬から11月下旬になる見通し。

 神戸ノート関連の新商品は、デニムバッグ(1万3200円)、ポーチ(9900円)など6種類。通常は、神戸ノートを製造する関西ノート(同市長田区)が地元の風景写真などを表紙に採用しているが、今回は初めてファミリアがデザインを提供した。

 両社には、戦後間もない頃から子どもに良質な製品を提供してきた共通点があり、今回はファミリアの働き掛けで協業が実現した。

 同社のオンライン通販とオンラインで予約した商品を、「さんちか」の直営店と神戸本店で受け取る二つの販路で9月6日に売り出したところ、1番人気のデニムバッグは午前11時の発売開始から9分で完売。ポーチやブックカバー(7700円)、ふせん(770円)も同日中に完売した。学生や会社員、子育て中の母親ら幅広い年齢層の女性が購入し、6種類のうち4種類が即日で売り切れた。

 ほかの2種類も同月10日から在庫分を販売し、クリアファイル(440円)はほぼ完売し、リングノート(1100円)は残りわずかという。

 神戸ノートは市内小学生の定番の学習帳で、地元の風景が表紙に描かれる。ファミリアが担当したのは英語用のノートで、神戸ポートタワーや神戸ハーバーランドの観覧車などの絵柄を刺しゅうで表現。このデザインをバッグ、文具の6種類にもあしらっている。

 同社カスタマーサービスセンター(フリーダイヤル)0120・078345

(塩津あかね)