経済
みなと銀、ATM振込の手数料を見直し 三井住友銀と相互実施の優遇措置を終了
みなと銀行(神戸市中央区)は15日、現金自動預払機(ATM)の振込手数料について、三井住友銀行との間で相互実施してきた優遇措置を来年1月16日で終了すると発表した。預金の引き出し時も優遇しているが、利用者の多さに配慮して維持する。
みなとはかつて三井住友の子会社だったが、関西みらいフィナンシャルグループの傘下となり、関西みらいは今春、りそなホールディングスの完全子会社となった。
みなとのATMとキャッシュカードで三井住友の口座に振り込む際の手数料(平日昼間)は、110円から440円に上がる。
逆に三井住友のATMとキャッシュカードでみなとに振り込む場合、現在は一律110円だが、3万円未満は165円、3万円以上は330円となる。
みなとは2001年4月から、三井住友との間でATM振込手数料の優遇を続けていた。
みなとからりそなグループの口座に振り込む一部の法人向けサービスは来年1月17日から、手数料を引き下げる。
これらとは別に、今年11月1日から、個人のインターネット取引による振込手数料を最大で約6割引き下げる。(高見雄樹)



















