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「最初からうまくいくなんて思えなかった」マネックスグループ社長、起業体験を語る

2021.10.26
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マネックスグループ、松本大社長の起業体験に聴き入る参加者ら=神戸市中央区、アンカー神戸(提供)

マネックスグループ、松本大社長の起業体験に聴き入る参加者ら=神戸市中央区、アンカー神戸(提供)

 起業に関心のある人向けの公開セミナーが、神戸市中央区のビジネス交流拠点アンカー神戸とオンラインで開かれた。インターネット証券大手、マネックスグループの松本大社長が「後悔しない人生の選択」と題して起業体験を話し、約100人が聴き入った。

 神戸市が本年度から取り組む起業家支援事業「グローバル・メンターシップ・プログラム」の一環。

 起業や新興企業の支援経験を持つコーディネーターが、起業希望者のニーズに合う助言者や支援プログラムをマッチングする「オーダーメード型」を掲げる。セミナーや個別面談などを通じ、年間200社程度を支援する。

 この日は公開セミナーの1回目で、松本氏は大学卒業後、外資系のソロモン・ブラザーズとゴールドマン・サックスで勤務し、1999年にマネックス証券を創業した。

 「もともと起業する気はなかった」と松本氏。転機はゴールドマン時代、ネット社会の到来を見据えてオンライン証券の立ち上げを提案したが、却下されたことという。同じころ、株式売買の際に証券会社に支払う委託手数料が完全自由化されるといった変化もあり、「相当悩んだが、今やらないと後悔するという思いが勝った。最初からうまくいくなんて思えなかった」と率直に語った。

 自身の半生を「常に未来を考えて判断してきた」と振り返り、「チャンスはいつか必ず巡ってくる。決断に遅すぎることはない」とも語った。次回の公開セミナーは11月5日に開催する予定。詳細は「KOBE STARTUP HUB」で検索。(横田良平)

マネックスグループの松本大社長の起業体験に聴き入る参加者ら=神戸市中央区加納町4(アンカー神戸提供)