ひょうご経済プラスTOP 経済 謎解きしながら神戸巡り…流通科学大生の宿泊プラン採用 メリケンパークオリエンタルホテル

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謎解きしながら神戸巡り…流通科学大生の宿泊プラン採用 メリケンパークオリエンタルホテル

2021.11.11
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六甲山で食べる朝食メニューについて最終調整する流通科学大学の学生と神戸メリケンパークオリエンタルホテルの上野教男総料理長=神戸市中央区波止場、同ホテル

六甲山で食べる朝食メニューについて最終調整する流通科学大学の学生と神戸メリケンパークオリエンタルホテルの上野教男総料理長=神戸市中央区波止場、同ホテル

六甲山で食べる朝食メニューについて最終調整する流通科学大学の学生ら=神戸市中央区波止場、同ホテル

六甲山で食べる朝食メニューについて最終調整する流通科学大学の学生ら=神戸市中央区波止場、同ホテル

 神戸メリケンパークオリエンタルホテル(神戸市中央区)は、流通科学大(同市西区)の学生が中心に開発した期間限定の宿泊プランを始めた。ご当地ならではの同ホテルの取り組みの一環で、ガイド本の著者と六甲山を登ったり、謎解きをしながら神戸の市街地を巡るプランに仕上がった。11月末まで。

 同ホテルは、地域の人材や企業などとともに地元の魅力を、宿泊客が滞在しながら掘り起こす「コ・クリエーションホテル戦略」を展開。今回はホテル側から大学側にプランの開発を持ち掛けた。

 今年4月から同大人間社会学部の学生が「神戸で迎える朝が楽しみになる」プランを練り、7月にホテル幹部らに披露。六つの案から「六甲山プラン」「謎解きプラン」の二つが選ばれた。学生9人とホテルスタッフが夏休み期間中などに、実際にまちに繰り出して店舗などに謎解きルートとしての協力を仰いだり、早朝から六甲山に登ったりして体験の内容を磨いた。

 プランはいずれも1泊2日。「六甲山プラン」は指定日の1日1組限定で、2日目の早朝にホテルを出発し、六甲山のガイドブックを著したフリーライター根岸真理さんの案内で約2時間登山する。山中での朝食は、学生のアイデアをもとに上野教男総料理長が考案した。淡路産タマネギや六甲山の牛乳を使ったスープ、クロワッサンサンドなどを用意する。

 「謎解きプラン」は、神戸の市街地を舞台に、ホテルで結婚式を挙げるカップルが総料理長に「幻の一皿」の再現を依頼するという設定。初日に、レシピを読み解く手掛かりを神戸のまちに出て探し当てる(約3時間)。「謎を全て解くとホテルでサプライズが待っている」といい、2日目にも謎解きが用意されている。水曜日を除く平日1日5組限定。

 両プランとも、神戸の自然やまちで体を動かすことで、デジタル機器に接する時間を減らす「デジタルデトックス」もテーマに据える。六甲山プランの開発に携わった同大3年の河村健太さん(21)は「根岸さんの案内があると、違う視点で六甲山を見ることができる。時間の配分など苦労はあったけど、想像以上の内容になりました」と手応えを口にする。

 客室はいずれもスタンダードツイン。六甲山プランは1室2人7万500円から、謎解きプランは2万9800円から。予約は同ホテルのホームページなどで。(大盛周平)