経済
大丸神戸店10月の売上高 前年比10・9%増 宣言解除で入店客増加
大丸松坂屋百貨店を傘下に持つJ・フロントリテイリングが発表した10月の売上高速報によると、大丸神戸店(神戸市中央区)は前年同月比10・9%増だった。新型コロナウイルス対応の緊急事態宣言が9月30日の期限をもって解除され、入店客数が5・7%増えるなど消費の持ち直しがみられた。
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ラグジュアリーブランドなどの高額品消費が引き続き堅調。主力の衣料品では「特選婦人服・洋品」が32・5%増えた。衣類関連では、一般の婦人服や紳士服も好調だった。「食料品」も緊急事態宣言解除に伴う催事の回復などもあり、6・9%の増加だった。
兵庫県内の大丸の店舗は、須磨店(同市須磨区)が14・5%減、芦屋店(芦屋市)が15・1%増だった。(横田良平)
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