ひょうご経済プラスTOP 経済 国産初の手術支援ロボ、民間病院などに複数台納入 3月までに50億円の売り上げ目指す シスメックス

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国産初の手術支援ロボ、民間病院などに複数台納入 3月までに50億円の売り上げ目指す シスメックス

2021.11.10
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手術支援ロボット「hinotori」(ヒノトリ)=神戸市内(資料写真)

手術支援ロボット「hinotori」(ヒノトリ)=神戸市内(資料写真)

手術支援ロボット「hinotori」(ヒノトリ)=神戸市内(資料写真)

手術支援ロボット「hinotori」(ヒノトリ)=神戸市内(資料写真)

手術支援ロボット「hinotori」(ヒノトリ)=神戸市内(資料写真)

手術支援ロボット「hinotori」(ヒノトリ)=神戸市内(資料写真)

 シスメックス(神戸市中央区)は10日、国産初の手術支援ロボット「hinotori(ヒノトリ)」を民間病院などに複数台納入したことを明らかにした。共同研究先の大学病院を除き、一般の病院への販売は初めて。問い合わせや商談は多く、来年3月までに50億円の売り上げを目指す。

 同日発表した2021年9月中間決算で、国内の「メディカルロボット事業」として売上高3億5千万円を計上した。

 ヒノトリの納入先は、共同研究先の武蔵野徳洲会病院(東京都西東京市)などで、泌尿器科領域の手術に使われている。同社によると、実施された手術は累計で60症例を超えた。新型コロナウイルス禍で営業活動が遅れ、納入が決まったのは7月以降という。(高見雄樹)