経済
カワサキが新型ニンジャ発表、衝突予知し警報表示など安全性向上 電動バイクも発売へ
カワサキモータース(兵庫県明石市)は、人気の大型バイク「Ninja(ニンジャ)H2 SX」の2022年モデルなど3機種を、イタリア・ミラノで開かれた欧州最大級のモーターサイクルショー「EICMA(エイクマ)」で発表した。
新モデルは、前の車と適切な距離を維持したり、衝突を予知して警報表示を出したりする先進の運転支援システムを採用した。さらに、停車時のブレーキ効力補助や、ブレーキランプを点滅させて後続車に急減速を知らせる機能などをカワサキ車としては初めて搭載した。
定番のライムグリーンを基調とするデザインで、走行の安定性を高めたモデルもある。総排気量は各998cc。「VERSYS(ヴェルシス)650」は649ccで、価格はいずれも未定。
また、22年中に電動バイク3機種を発売する。カワサキモータースはハイブリッドと電動車を25年までに計10機種以上投入し、35年までに日本や北米、欧州で主要機種の電動化を完了する目標を掲げる。電動車の詳細は22年に発表するという。(中務庸子)



















