経済
「ハレ」のドレス日常に 神戸・元町本店改装、新たなスタイル提案 婚礼衣装レンタルいのうえ
婚礼衣装のレンタルを手掛けるいのうえ(神戸市長田区)は、神戸元町商店街にある「ウエディングサロンイノウエ神戸元町本店」(同市中央区)の1階を改装し、日常でも着られる衣装などを販売する「HARE mo KE(ハレモケ)」としてリニューアルオープンした。(塩津あかね)
新型コロナウイルス禍で挙式が減っており、提案の幅を広げる。1階の店舗面積は約127平方メートル。店名は、祭事など特別な機会を指す「ハレ」と日常の「ケ」から付けた。
シンプルなデザインのウエディングドレス、1970年代の米国で作られたビンテージのワンピース、トレーナーなどを扱う。
ドレスやタキシードなどの洋服、アクセサリーなどの雑貨を約100点ずつそろえた。ウエディングドレスは8万円から、トレーナーなどは1万円から。一部レンタルを実施する。
カップルが衣装に身を包んだ姿を撮影するスペースも設けた。
オリジナル衣装の展開も検討中で、来年夏にはオンライン販売を計画する。池田高子取締役は「自分たちに合う衣装を着たいカップルに新しいスタイルを提供したい」と話している。
店舗の2、3階は、従来と同じ婚礼衣装のレンタルと接客のスペースになっている。ハレモケTEL078・977・8180




















