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マンション発売戸数が3年ぶり増加 21年、兵庫県

2022.01.26
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神戸新聞NEXT

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 不動産経済研究所(東京)が発表した2021年の兵庫県内のマンション発売戸数は前年比54・3%増の5251戸で、3年ぶりに増加した。新型コロナウイルス禍で落ち込んだ前年の反動が出たほか、供給エリアが郊外に拡大したことが寄与した。コロナ禍前の2019年実績(3410戸)も大きく上回った。

 このうち神戸市内は70・1%増の2442戸。大型の物件が多い西区や北区などの郊外で発売が増えた。同市を除く県内は42・8%増の2809戸だった。

 発売月内に売れた割合を示す契約率の平均は、神戸市内が11ポイント減の60・9%。都心部だけでなく、郊外でも価格が上昇しており、好調の目安となる70%を下回った。同市を除く県内は0・3ポイント減の65・4%。同研究所大阪事務所は「22年の発売は前年並みか、やや減少するのではないか。高価格は続き、契約率は振るわない」とみている。

 同時に発表した21年12月の県内の発売戸数は、前年同月比19・6%減の793戸。契約率は神戸市が10・7ポイント減の71・8%、神戸市を除く県内が2・9ポイント減の73・6%だった。(塩津あかね)