経済
神鋼、経常利益が前年比5倍の820億円の見通し 22年3月期
神戸製鋼所(神戸市中央区)は8日、2022年3月期連結決算の業績予想を上方修正し、本業のもうけに金融収支を加えた経常利益が820億円(21年3月期は161億円)になるとの見通しを発表した。21年11月予想の750億円から70億円上振れする。
売上高と純利益の予想は昨秋時点から据え置いた。これに伴い、当初「未定」としていた1株当たりの期末配当を20円実施する予定。年間配当は30円となり、21年3月期実績(10円)から20円の増配となる。
同時に発表した21年4~12月期連結決算は、売上高が前年同期比22・6%増の1兆4848億円、経常損益は787億円の黒字(前年同期は95億円の赤字)に転換。純利益は14倍の540億円と大幅に伸びた。



















