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1月の神戸地区百貨店売上高 衣料品好調、前年同月比17%増 緊急事態宣言の反動も

2022.03.02
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神戸新聞NEXT

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 日本百貨店協会がまとめた1月の神戸地区百貨店売上高は、前年同月比17・1%増の94億8300万円だった。プラスは4カ月連続。前年の新型コロナウイルス禍に伴う緊急事態宣言再発令からの反動増に加え、気温低下などにより冬物衣料が伸びた。

 前年は見送った「初売りセール」の開催などもあり、入店客数が18・1%増えた。

 売上高の半分近くを占める衣料品が29・8%増となり、全体をけん引した。中でも婦人服・洋品が37・4%増で、コートやジャケットなどが動いた。

 食料品は、帰省などに伴う手土産ニーズが高まり、菓子が15・7%増加した。総菜も9・3%伸びた。

 コロナ禍前の2020年1月比では、売上高が7・0%減、入店客数は17・5%減だった。(横田良平)