経済
アマゾンが尼崎に西日本最大の物流拠点 従業員2千人以上雇用へ 延べ床面積10万平方m
インターネット通販大手のアマゾンジャパン(東京)は22日、尼崎市東海岸町に、同社として西日本最大となる物流拠点を新設したと発表した。兵庫県への進出は初めて。
名称は「アマゾン尼崎フルフィルメントセンター(FC)」で、2日に稼働を始めた。日用品や書籍、文房具、パソコンの周辺機器など、ネット通販の利用者に届ける商品を保管する。
建物は地上4階建てで、商品保管容量は約3万立方メートル、延べ床面積は約10万平方メートル。商品の保管や棚出し、梱包など出入荷を担う2千人以上を雇用する。
同社の物流拠点は全国に20カ所以上あり、今回は阪神高速湾岸線に近い立地がきめ手になったという。同社は「雇用機会を創出し、地域経済に貢献できる。これまで以上に幅広い商品を迅速、効率的に届けられる」としている。(大島光貴)