経済
AIがおすすめ物件提案 不動産のウィルが新サービス フォローしきれない顧客の要望に対応
不動産販売のウィル(宝塚市)は、人工知能(AI)を使って顧客に不動産を提案するシステム「AIウィルくん」に今年末から新たなサービスを加える。顧客の希望する条件に優先順位を付ける手助けをする機能を付加し、より幅広く物件を提示する。同社は、営業の店舗や地域を拡大中で、社員だけではフォローしきれない顧客の要望にAIできめ細かく対応する狙いだ。
AIウィルくんは、京都大と共同で開発し、昨年4月から運用を始めた。利用するには、まず同社の不動産サイトに会員登録し、家族構成や年収のほか、希望の間取りといった物件の条件など50項目以上のアンケートに答える。すると、購入した物件と回答の関係性をAIが学習し、新たに購入を検討する人にお薦めの物件を提案する。
この記事は
会員限定です。新聞購読者は会員登録だけで続きをお読みいただけます。



















