経済
阪神・神戸三宮駅、全ホームに転落防止柵完成 大開駅にはエレベーター設置
阪神電気鉄道は9日、神戸三宮駅(神戸市中央区)の2番線ホーム(大阪梅田、大阪難波、近鉄奈良方面行き)で工事を進めていた転落防止用の可動式ホーム柵が完成し、16日から使用すると発表した。
電車発着時にワイヤロープが昇降して転落を防止する「昇降ロープ式」。1、3番線には既に引き戸型のホーム柵が設置されており、今回の柵の完成により、同駅全てのホームで柵が整うことになる。
神戸高速線の大開駅(同市兵庫区)東口で、エレベーター2基の設置工事も完了し、16日から利用を始める。地下2階のホームから同1階の改札口、地上までの間、階段を使わずに移動できるようになる。(西井由比子)