ひょうご経済プラスTOP 経済 阪神・神戸三宮駅、全ホームに転落防止柵完成 大開駅にはエレベーター設置

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阪神・神戸三宮駅、全ホームに転落防止柵完成 大開駅にはエレベーター設置

2022.03.10
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電車の到着前と発車後は、ワイヤロープが下りて線路への転落を防ぐ=神戸三宮駅(阪神電気鉄道提供)

電車の到着前と発車後は、ワイヤロープが下りて線路への転落を防ぐ=神戸三宮駅(阪神電気鉄道提供)

16日から使用できる大開駅のエレベーター=神戸市兵庫区(阪神電気鉄道提供)

16日から使用できる大開駅のエレベーター=神戸市兵庫区(阪神電気鉄道提供)

 阪神電気鉄道は9日、神戸三宮駅(神戸市中央区)の2番線ホーム(大阪梅田、大阪難波、近鉄奈良方面行き)で工事を進めていた転落防止用の可動式ホーム柵が完成し、16日から使用すると発表した。

 電車発着時にワイヤロープが昇降して転落を防止する「昇降ロープ式」。1、3番線には既に引き戸型のホーム柵が設置されており、今回の柵の完成により、同駅全てのホームで柵が整うことになる。

 神戸高速線の大開駅(同市兵庫区)東口で、エレベーター2基の設置工事も完了し、16日から利用を始める。地下2階のホームから同1階の改札口、地上までの間、階段を使わずに移動できるようになる。(西井由比子)