経済
山陽新幹線開業50周年を記念 淡路屋が2種類の弁当発売
山陽新幹線開業50周年を記念して、弁当製造販売の淡路屋(神戸市東灘区)は10日、2種類の弁当を発売した。山陽新幹線は1972年3月15日に新大阪-岡山間が開業。新神戸駅の構内で同時に開店した同社の店も50周年となる。
「山陽新幹線岡山開業50周年記念500系新幹線弁当」は、500系を模した陶器に、各駅の名物料理(新神戸=すき焼き、西明石=タコ、姫路=アナゴ、相生=カキ、岡山=サワラ)を盛り付けた。同社の店舗のほか、関西の主要駅にあるJRグループの駅弁店「旅弁当」でも販売する。価格1500円。
もう一つの「新神戸駅開業50周年記念弁当」は、色鮮やかなちらしずしと、同駅店舗の四つの人気駅弁(すきやき弁当、六甲縦走弁当、ひっぱりだこ飯、神戸中華焼売弁当)のおかずを2段重に詰めた。新神戸売店のみの限定販売となる。価格は1800円。
新神戸売店では開店後、早々に2種類とも売り切れたという。柳本雄基副社長は「この弁当を目当てにわざわざ来店する人が多い。オンラインの予約も入り、予想を大きく上回る売れ行きだ」と話していた。同社TEL078・431・1682
(塩津あかね)