神戸新聞NEXT
帝国データバンク神戸支店によると、ゴルフ場への農薬販売などを手掛けるグリーン関西(兵庫県三木市)が、事業を停止し自己破産申請の準備に入った。負債総額は推定約30億円。
同支店によると、1982年創業で、ゴルフ場のグリーン用除草剤の販売や農薬散布作業を請け負うほか、外食事業、医療機器の販売、レンタル事業など多角的に展開。2019年9月期の売上高は約20億3200万円に上った。
しかし新型コロナウイルス感染拡大の影響などで売り上げが落ち込み、資金繰りも厳しくなったことなどから事業継続は困難と判断したという。