スーパー玉出の運営会社が開いた「Ｆ．Ｆ．マルシェ芦屋」の開店を待つ買い物客＝２７日午前、芦屋市春日町（撮影・中西幸大）

スーパー玉出の運営会社がプレオープンした「Ｆ．Ｆ．マルシェ芦屋」。開店と同時になだれ込む買い物客＝２７日午前、芦屋市春日町（撮影・中西幸大）

スーパー玉出の運営会社がプレオープンした「Ｆ．Ｆ．マルシェ芦屋」の開店と同時になだれ込む買い物客＝２７日午前、芦屋市春日町（撮影・中西幸大）

スーパー玉出の運営会社がプレオープンした「Ｆ．Ｆ．マルシェ芦屋」。少量需要に応えようと量り売りコーナーも設置＝２７日午前、芦屋市春日町（撮影・中西幸大）

スーパー玉出の運営会社がプレオープンした「Ｆ．Ｆ．マルシェ芦屋」の店内＝２７日午前、芦屋市春日町（撮影・中西幸大）

　派手な看板や「１円セール」で知られる激安店「スーパー玉出」の運営会社が２７日、兵庫県芦屋市春日町で高級スーパー「Ｆ．Ｆ．マルシェ芦屋」をプレオープンした。午前１０時の開店前から４０人以上が並び、初日から大勢の買い物客が詰めかけた。

　赤や黄色が目を引く玉出のデザインとは一線を画し、ベージュを基調とした外観。運営会社フライフィッシュ（大阪市西成区）が新業態の１号店として、阪神打出駅近くの国道２号沿いに構えた。有機野菜や自然食品などをそろえ、高級住宅街を擁する芦屋に乗り込んだ。

　この日は、２８日の正式オープンを控え、近隣だけにチラシを配ってプレオープン。開店に当たり、同社の浅浦哲夫常務取締役（７２）は「芦屋の人たちに受け入れられるよういい商品をそろえた。玉出色を払拭し、芦屋のブランド力を借りて東京にも出店したい」と意気込んだ。開店早々に訪れた芦屋市の会社員の女性（５２）は「普段はいかりや宅配を使うが、ここはそこまで高くない。また使いたい」と話した。

　売り場は１、２階で計約５３０平方メートル。１階には、産地直送の５０種以上の有機野菜や精肉、魚介、２階には調味料や冷凍食品などを並べる。本格オープンする２８日以降の営業時間は午前９時～午後９時。定休日は元日のみ。同店ＴＥＬ０７９７・８０・７２２５

（塩津　あかね）