経済
格安スーパー「ロピア」が新長田出店 ダイエー跡に5月 「ドカ盛り」「メガ盛り」目玉
神戸市長田区久保町5の再開発ビル「アスタくにづか」3番館で、昨年12月末に閉店した「ダイエーグルメシティ新長田店」の後継テナントとして、首都圏地盤の低価格業態のスーパー「ロピア」(川崎市)が5月中にも出店する。ダイエー跡の約1700平方メートルに出店。既に開店に向けた工事に着手している。
ロピアは1971年創業。全国に約60店舗を展開し、22年2月期の売上高は約2500億円。兵庫県内には神戸市西区、尼崎、三田市に店舗があり、新店は4店目となる。
同社は低価格に加え、「ドカ盛り」「メガ盛り」と呼ばれる生鮮食品や総菜のボリュームパック、自社製の肉加工品などで人気を得て、業績を拡大。積極的に出店を重ね、関西でも2020年の大阪府寝屋川市を皮切りに勢力を拡大。新店は関西では10店目となる。
一方、昨年末に退店したダイエーグルメシティ新長田店は、前身の西神戸店が1961年、JR新長田駅南の大正筋商店街に開業。95年1月の阪神・淡路大震災で全壊、火災で焼けたが、5カ月後に仮設共同店舗で再開した。99年、神戸市が整備したアスタの1番館に移り、2003年からは3番館で営業したが、競争激化で売り上げが低迷していた。(広岡磨璃)






















