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神戸阪急が全館改装 都市型百貨店へファッションや美容系売り場を強化

2022.05.12
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神戸阪急の本館(中央)と新館(右端)=神戸市中央区小野柄通8

神戸阪急の本館(中央)と新館(右端)=神戸市中央区小野柄通8

新館1階で今年6月下旬以降にオープンする高級ブランドの店舗イメージ(エイチ・ツー・オーリテイリング提供)

新館1階で今年6月下旬以降にオープンする高級ブランドの店舗イメージ(エイチ・ツー・オーリテイリング提供)

本館にオープンする「ビューティーワールド」の2階部分のイメージ(エイチ・ツー・オーリテイリング提供)

本館にオープンする「ビューティーワールド」の2階部分のイメージ(エイチ・ツー・オーリテイリング提供)

新館2階にオープンするデザイナーズブランド売り場のイメージ(エイチ・ツー・オーリテイリング提供)

新館2階にオープンするデザイナーズブランド売り場のイメージ(エイチ・ツー・オーリテイリング提供)

新館3階にオープンするモード系ファッション売り場のイメージ(エイチ・ツー・オーリテイリング提供)

新館3階にオープンするモード系ファッション売り場のイメージ(エイチ・ツー・オーリテイリング提供)

 阪急阪神百貨店を傘下に置くエイチ・ツー・オー(H2O)リテイリングは12日、神戸阪急(神戸市中央区)を全館改装すると発表した。約80億円を投じ、都市型百貨店としてファッションや美容系売り場を強化。新館1階では、高級ブランドの路面店を構えて外観も新装する。

 全館改装は、前身の「そごう神戸店」時代の2002年以来、約20年ぶり。投資額は同年の約55億円を上回り、阪神・淡路大震災後、1996年4月の復旧オープンにかけた約150億円に次ぐ大規模リニューアルとなる。

 改装は今年3月に始まっており、本館(地階~9階)と新館(地階~8階)の地階部分を除く9割で実施。2023年秋ごろまでに順次フロアを開く。

 22年度は都市型百貨店らしい売り場を新たに展開する。8月、新館1~3階でモード系の売り場(約2500平方メートル)がオープン。神戸初進出の6ブランドなど33ブランドが出店する。デザイナーズブランド、インテリアのほかカフェも設ける。1階路面側で高級ブランド4店舗が6月下旬以降、先行開店する。

 本館2~4階では、化粧品やネイルなど美容系サロンの入る神戸地区最大級の「ビューティーワールド」(約1700平方メートル)が8月31日にオープン。既存を含む45ブランドがそろう。

 23年度は、神戸らしい華やかな生活様式を提案するフロアを本館4~6、8階に開く。地元クリエーターらとの協業も構想する。

 大阪市内で会見したH2Oの荒木直也社長は「阪急らしい現代的ファッションへと売り場を刷新する。職住近接の神戸らしく、住民や事業者が参加できる店づくりも進めたい」とした。

 神戸阪急は19年10月に開業し、地下食品フロアは改装済み。また新館7、8階で「眠り」などをテーマにしたフロアがオープンしている。(広岡磨璃)