経済
神鋼、30年代に電炉導入を検討 CO2削減へ 23年には水素ガス供給システムを実証実験
神戸製鋼所(神戸市中央区)の山口貢社長は19日、2050年カーボンニュートラル(温室効果ガス排出量の実質ゼロ)に向け、30年代に二酸化炭素(CO2)排出量の少ない電炉の導入を検討する考えを示した。30年にCO2排出実質ゼロの鋼材の販売量を約100万トンに増やす目標も表明。また23年3月から、液体水素の利活用に向けた実証試験を高砂製作所(高砂市)で行うことも明らかにした。
21~23年度の中期経営計画の進捗を説明するオンライン会見で発表した。
この記事は会員記事です。新聞購読者は会員登録だけで続きをお読みいただけます。