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三菱電機、新たに神戸製作所などで国際規格認証の一時停止 検査不正受け

2022.06.22
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三菱電機・神戸製作所の西門=神戸市兵庫区(資料写真)

三菱電機・神戸製作所の西門=神戸市兵庫区(資料写真)

 三菱電機は22日、検査不正が発覚した神戸製作所(神戸市兵庫区)と電力システム製作所(同)の品質管理に関する国際規格「ISO9001」の認証が、同日付で一時停止されたと発表した。認証取得が条件の入札に参加できなくなる可能性などがある。

 同社は先月、神戸製作所で水道設備の制御盤など9件、電力システム製作所でタービン発電機など2件の検査不正が判明したと公表。必要な試験をせず虚偽の結果を成績書に記載するなどしていたという。

 規格認証の一時停止を受けた拠点は、解除分も含め今回の2カ所で計9カ所となる。県内では現在、系統変電システム、伊丹の両製作所も一時停止となっている。(大盛周平)