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神戸港の輸出入、5月は35・5%増 円安影響、輸入膨らむ

2022.06.30
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神戸税関=神戸市中央区

神戸税関=神戸市中央区

 神戸税関が発表した5月の神戸港貿易概況は、輸出入総額が前年同月比35・5%増の9631億円だった。エネルギー価格の高騰や円安の影響で輸入が大きく膨らみ、総額は5月の過去最高額を更新した。

 輸入は47・5%増の4166億円で、阪神・淡路大震災後の1996年7月(59・0%増)以来の上昇幅だった。オーストラリアなどからの石炭や液化石油ガス(LPG)などの鉱物性燃料が5・5倍に、リチウムイオン電池製造に使う無機化合物も2・3倍に増え、いずれも単月の過去最高を記録した。

 輸出は27・7%増の5465億円。中国やインド向けの銀や銅、米国向けのブルドーザーなどが伸びた。前月に上海市の新型コロナウイルス対策のロックダウン(都市封鎖)などで減少した中国向けも、2カ月ぶりにプラスに転じた。

 平均為替レートは129円17銭で、前年同月比20円37銭の円安。今年4月と比べても円安が6円33銭進んだ。(横田良平)