ひょうご経済プラスTOP 経済 大粒「丹波黒」入り1日100個限定 焼きたてフィナンシェ 阪神百貨店梅田「アンテノール」発売

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大粒「丹波黒」入り1日100個限定 焼きたてフィナンシェ 阪神百貨店梅田「アンテノール」発売

2022.09.12
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大粒の黒豆が6個入った「丹波黒豆のフィナンシェ」(エーデルワイス提供)

大粒の黒豆が6個入った「丹波黒豆のフィナンシェ」(エーデルワイス提供)

大粒の黒豆が6個入った「丹波黒豆のフィナンシェ」(エーデルワイス提供)

大粒の黒豆が6個入った「丹波黒豆のフィナンシェ」(エーデルワイス提供)

大粒の黒豆が6個入った「丹波黒豆のフィナンシェ」(エーデルワイス提供)

大粒の黒豆が6個入った「丹波黒豆のフィナンシェ」(エーデルワイス提供)

 間もなく枝豆が旬を迎える丹波黒。さらに完熟させた大粒の丹波黒大豆をふんだんに使ったフィナンシェを洋菓子メーカーのエーデルワイス(神戸市中央区)が開発した。16日、阪神百貨店梅田本店(大阪市)の「アンテノール」で発売する。10月中旬まで、1日100個限定で焼きたてを提供する。

 同社と黒大豆卸の小田垣商店(兵庫県丹波篠山市)をみなと銀行(神戸市中央区)が仲介。地元素材の焼き菓子が誕生した。

 「丹波黒豆のフィナンシェ」は、一般の豆よりも粒が大きい丹波黒を6個使う。長さ7センチ、幅4センチ、厚さ2センチの型に黒豆をぎっしり詰めて焼き上げ、どこを食べても黒豆に当たる。

 今春、みなと銀が小田垣商店をエーデルワイスに紹介し、新商品の開発が始まった。大ぶりでふっくらした黒豆の良さを最大限引き出そうと、生ケーキやパイ、タルトなどさまざまな菓子で試行錯誤した。

 黒豆の優しい食感を生かすには、製法がシンプルなフィナンシェが最適と判断。黒豆が生地の中に入り込まず、存在感が際立つように、生地の量にもこだわった。価格は1個238円(税込み)。

 橋口将輝商品開発課長(37)は「黒豆の魅力をしっかりと満足してもらえる商品」と胸を張る。小田垣商店の小田垣昇社長(52)は「6粒も黒豆が入ると迫力がある。兵庫の味覚を新たな形で発信してもらい、ファンの裾野が広がれば」と話している。(高見雄樹)