兵庫県産の食材が詰まった「五国満載！ひょうご海鮮丼」＝神戸市中央区北長狭通２、ひょうご五国ワールド神戸三宮横丁

須磨ノリを使ったブリの海苔寿司

ホタルイカの沖漬け

明石ダコと淡路タマネギの天ぷら

塩ゆでにする丹波黒大豆枝豆

　全国に誇れる兵庫県産食材をＰＲするフェア「兵庫うまいもん自慢選手権」が、居酒屋チェーン「ワールド・ワン」（神戸市中央区）の神戸・三宮と大阪・梅田の郷土料理店計７店で開かれている。ひょうご五国各地から厳選した食材の料理が楽しめる。２５日まで。

　兵庫県との連携協定に基づき同社が実施。生産・漁獲量が全国トップクラスの県産食材の認知度向上や販路拡大を図ろうと企画した。

　各地域の食材とメニューは、神戸・阪神間＝須磨ノリを使ったブリの海苔寿司▽播磨＝明石ダコと淡路タマネギの天ぷら、タコぶつ▽但馬＝香住ホタルイカの沖漬け▽淡路＝淡路島えびす鯛の藁焼き（ひょうご五国ワールドではたたき）▽丹波＝丹波黒大豆枝豆の塩ゆで－。これらを一つにまとめた「五国満載！ひょうご海鮮丼」も用意した。期間中、五国をイラストなどでＰＲするランチョンマットを使う。

　神戸・三宮が「ひょうご五国ワールド神戸三宮横丁」と土佐清水ワールドの４店、大阪・梅田は同ワールドの２店で実施する。昼食時間帯は対象外。同社の河野圭一社長は「五国にちなんだ食文化を認知してもらい、兵庫への人の流れもつくりたい」と話している。（森　信弘）