経済
タイヤの「ダンロップ」ピンク一色に 自動車レース限定 住友ゴムが乳がん啓発で
タイヤ大手の住友ゴム工業(神戸市中央区)は、乳がんの早期発見・治療を啓発する「ピンクリボン運動」を支援しようと、10月の自動車レース限定で車両やタイヤに貼る「ダンロップ」のロゴを黄色からピンク色に変更している。ピンクリボン月間に合わせた。
同社モータースポーツ部によると、社会貢献活動の一環として運動への参加を決めた。若手部員が発案し、社内の了承を経て実現したという。
今月1日のピンクリボンデーに大分県で開幕した自動車レース「スーパーGT」から、取り組みを開始。会場に置いたのぼり旗やスタッフが着けたマスク、リストバンドも色をそろえた。タイヤを生産した同社名古屋工場(愛知県豊田市)でも関連イベントがあり、レース車両が展示され、選手らが募金活動を行った。
同部の竹内二郎部長は「受診のきっかけになればと思い、取り組んだ。1年で終わらせず、数年続けたい」と話している。(大島光貴)























