経済
福袋は「体験型」復活、軽キャンピングカーや旅行も 兵庫県内の百貨店、新春初売り1月2日から
兵庫県内の百貨店で1月2日から、初売りのセールや福袋の販売が始まる。福袋はネット予約が定着した一方、新型コロナウイルス禍からの行動制限緩和を受け「体験型」が復活。流行「第8波」が到来する中、各店は感染防止に留意しつつ、客足の本格回復に期待を寄せる。
大丸神戸店(神戸市中央区)は2日、通常より30分早い午前9時半に開店し、各階で福袋を用意。人気の食品福袋は2日午後2時まで、9階の特設会場で販売する。
また「プライベート空間を楽しむ」をテーマに、軽キャンピングカー(税込み207万4600円から)や、オリジナル花火の打ち上げや名城の桜を楽しむ長野県での1泊旅行(同1人24万8千円から)なども用意。プロバスケットボールチーム・西宮ストークスの試合を観戦し、ミニゲームや記者会見に“潜入”して選手と交流できるプラン(同2人8万円)もある。
神戸阪急(同市中央区)は2日午前9時から営業。2022年8月の改装でオープンした新店の化粧品や食品など計約1万2千個の福袋を準備。阪急が企画するフォトウエディングやメークレッスンなどの福袋はネットで販売し、大半で予約受け付けを終えている。
山陽百貨店(姫路市)、加古川ヤマトヤシキ(加古川市)も2日から営業する。