経済
書店併設のローソン、神戸・垂水にオープン 近畿初出店、雑誌やコミックなど3千種陳列
ローソン(東京)は23日、書店を併設したコンビニ「LAWSON(ローソン)マチの本屋さん」を神戸市垂水区で27日にオープンする、と発表した。出版取次大手の日本出版販売(日販、東京)と連携して展開。売り場の2割弱を書店コーナーとし、雑誌も含めて約3千種を並べる。近畿では初出店となる。
「神戸ジェームス山店」をリニューアルする。売り場面積約290平方メートルのうち約50平方メートルを書店部分にして、雑誌やコミック、絵本、小説、新書などを取り扱う。27日は午前8時に開店し、以後は24時間営業を続ける。
同店は一般用医薬品(OTC医薬品)も取り扱っており、ローソンによると、店舗オーナーの「より地域に密着した店にしたい」という要望を踏まえて書店併設を決めたという。
日販によると、神戸市内では2021年までの4年間で書店4店が減少。書店に対する地域のニーズは高まっている。
ローソンの書店併設型店舗の展開は、神戸ジェームス山店の開業で、7県で計26店舗となる。



















